きよのみえこKIYONO Mieko
発達科学部
人間発達環境学研究科 准教授
この研究室では、自然と共生する社会を目指して様々な角度から研究を行なっています。フィールドは主に農村地域(兵庫県丹波篠山市、熊本県八代市等)で、人々の自然との関わりを現場で学び、今後に引き継ぐべき資源を発掘し、保全するための研究・実践活動を行なっています。
自然資源を保全するには、自然資源そのものの生態学的な調査と、それらが生息するエリアに住んでいる人々の意識啓発が必要です。これまで、ニホンザルの保全や、河川に生息する生物群を対象に、生態学的な調査と、社会学的な調査を組み合わせて行なってきました。野生動物などの生き物そのものへ興味があるだけでなく、それらを保全する人社会のありようにも興味がある方々の来訪をお待ちしています。
また、人社会を対象としたアプローチとして、ESD(持続可能な開発のための教育)の視座を取り入れています。自然との関わりを大事にしつつ、経済や福祉(人々の幸福)の問題にも視野を広げて考えることができるような教育・研究・実践も行なっています。
- 1999年 3月
- 長崎県立長崎西高等学校 卒業
- 1999年 4月
- 鹿児島大学理学部 入学
- 2003年 3月
- 鹿児島大学理学部地球環境科学科 卒業
- 2003年 4月
- 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻動物学修士課程 入学
- 2005年 3月
- 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻動物学修士課程 修了
- 2005年 4月
- 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻動物学博士後期課程 入学
- 2009年 3月
- 京都大学大学院理学研究科生物科学専攻動物学博士後期課程 単位修得退学
- 2005年 4月
- 日本学術振興会特別研究員
- 2009年 4月
- 京都大学大学院人間・環境学研究科研究員
- 2009年 4月
- 一般社団法人ノオト(篠山チルドレンズミュージアム臨時職員)
- 2010年 2月
- 神戸大学大学院農学研究科地域連携センター地域連携研究員(~2011年3月)
- 2010年 4月
- 有限会社エヌツー(篠山チルドレンズミュージアム非常勤職員)(~2011年3月)
- 2011年 4月
- 神戸大学地域連携推進室地域連携研究員
- 2013年 8月
- 神戸大学大学院農学研究科地域連携センター特命助教
- 2015年 10月
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科特命助教
- 2018年 4月
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授(~現在に至る)