神戸を中心に、企業や行政のクライアントワーク・福祉や街作りのプロジェクトを導くコピーライター・二階堂薫さんのウェブサイトを制作しました。
言葉を通して課題の本質や行く先を照らし出す仕事（と人間性）の彼女の世界観を表すのに、装飾が必要とは思えず、言葉と行間、余白で浮かび上がらせるようなデザインを提案しました。
制作に当たって依頼されたのは下記の様なことでした。
－陰と陽、不変でありながら可変。全体も一部も、現在も過去も未来も「今この瞬間」または「いつか」として凛と存在させたい。時空を超えたい。言葉が真理に近づけば近づくほど永遠のものとなるように、限りなくシンプルで飽きないものを。ビジュアルは使わず、言葉だけで表現したい－
曖昧なようで、芯の通った要望に応えるには彼女自身をそのまま表現したい。ふつう前面に出すべき実績や活動の情報はわずかにとどめ、思考の変化や姿勢が動的に伝わるような構成を心がけました。言葉がもつ可能性に触れて頂ければ幸いです。
